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2009/12/17

来年のツアーではアルバムとの相互作用を高めたステージを展開

30 SECONDS TO MARSのフロントマンJARED LETOによると、彼らは来年行うツアーで、ニュー・アルバム『THIS IS WAR』との相互作用をより高めたステージ構成を検討しているそうだ。

この12曲を収録した最新作『THIS IS WAR』では、ファンを巻き込んだ2つの大きなプロジェクトが実現されている。その1つは“THE SUMMIT”と名付けられた企画で、バンドのファン数千人がバック・ヴォーカルのほか、足を踏み鳴らしたり拍手をするなどしてシングル「KINGS AND QUEENS」を含む複数の楽曲に参加しているというものだ。そしてもう1つは“FACES OF MARS”と名付けられた企画で、約2,000人のファンから寄せられた写真によって今回のアルバム・ジャケットが作成されている。LETOによると、この写真を使った“FACE OF MARS”キャンペーンは来年も続けていくとのことだ。

そんな彼らは、今週末12/19のクリーヴランドにて短いラジオ・フェスティヴァルの日程を終え、来年2月半ばからはヨーロッパで、3月下旬からは北米でのツアーに突入する。そしてこのライヴでは、最新作と深く連動した形でのショーを展開することを計画しているそうで、これまでに実現したことがないようなテクノロジーを駆使したステージにしたいとLETOは語っている。

アルバム『THIS IS WAR』は発売初週に67,000を売り上げ、全米アルバム・チャート18位に初登場。一方、2005年の前作『A BEATIFUL LIE』の発売初週売り上げは21,000枚と今作よりもスタートは劣っているが、同アルバムはそのあと着実にセールスを積み重ね、現在までに120万枚以上を売り上げる大ヒットにつながっている。またLETOは、今作が好スタートを切った上にライヴも盛況であることに、「長いブランクがあったのに、これは本当に驚きだ。僕らはむしろ“再スタート”を切るつもりで腹をくくっていたので、この結果には興奮と喜びを隠せない」とコメントしている。

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